双眼鏡憑きの部屋PC303640my双眼鏡 posted by (C)はうぜん はうぜんがこよなく愛する双眼鏡達を紹介するペ-ジです。 よもやの名機♪EIKOW-AIRPORT 8×30mm双眼鏡 双眼鏡エイコ-8×30エァポ-トモデル 005+1 posted by 一見して何の変哲もない爺臭いCF式ツァイス型双眼鏡である。 ブランドも昭和40年代から50年代位まで、眼鏡屋などでよく見かけた なじみ深い物であるが...それゆえコレを入手した時は期待しては 居なかったのだ。印象的なツァイスイエナを思わせる赤紫のコ-ティング といい 確りとした内面塗装はカ-ルツァイス並の漆黒の闇仕上げに近い物があり 強烈なオ-ラを感じるぞ! 射出瞳は丸くぽっかりと浮かび上がり...ごく外周部にリング状のスジが 見受けられる感じだ、上質のランタン系プリズム使用は明白と思われ 見え味はやや暖色寄りのシャ-プな明るい像を見せてくれる 視野環の外側で像がノッペリと歪む傾向もツァイスぽくてむしろいい感じ と受け止めておこう、丁寧な内面処理のお陰でゴ-ストも小さく 赤紫のソレは高級機を覗いているぞ!というエスプリを自覚させる 実視界は7.5°見掛け視界6°「60°」とまずまずのスペックだ。 ピント調整範囲も余裕があるのも魅力であり、自分の場合2m~INFまで これは最新のダハ型双眼鏡に匹敵する!しかし接眼部がガタガタ~プルプル するのがエイコ-らしい♪ 作りといい、光学性能といい、和製でるとりんでむ♪である コレは本当に航空管制官用のモデルなのかも♪ 当モデルのバリエ-ションも存在するのだろうか?興味は尽きない。 光学性能 ★★★☆ 知名度 ★☆ マニア度 ★★★ はうぜんのお気に入り度 ★★★★☆ 備考 国産ツァイス型CF双眼鏡の決定版といえる 貧乏人のトリノビット♪富士Meibo7×35mm conpact♪ P1013727双眼鏡Meibo7×35mm posted by (C)はうぜん これは銭湯に行った時も、お風呂セットと共にバッグに入っていたことが ある位、お気に入りの一台なのだ。「断じて覗きを意図した訳ではないぞ!」 本機の入手経路については少々訂正しておく必要がありますね 燃えないゴミの日に双眼鏡を拾った事は事実ですが、赤目粗悪双眼鏡 であります、日記上の展開として本機と致しました事を御詫びする次第です。 さあ本題に入ろう♪ まるで寸づまりのライツトリノビット「黒丸」シリ-ズのようだが 恐ろしい事に、トリノビット系の悪夢のような吊り金具まで... 再現されているのだが精神衛生上コレだけはね! スポン♪と 抜けそうで... うらはらにチ-プな感じの視度補正環がトリノビット気分を 現実に引き戻してくれる。 琥珀色のレンズコ-ティング「窓の反射が入ってしまった」と富士山マ-ク が誇らしげの本機であるが、設計其の物に無理があるように 思えるのだ...聞くところによるとユッペンダ-ルという形式のプリズム を使っているそうだが、初めて本機の対物レンズ側から覗き込んだ時に なんだコレは?ハ-フミラ-?を組み込んであるのか?と思った位だ 丁寧な内面処理は流石にmeiboと感じる。 射出瞳径が丸いのだけど...満月二日前という状態でケラれるのだ 必要以上にコンパクト化を図った為なのだろうか残念である プリズムもランタン系ガラスを使っているのに... アイリリ-フも信じがたい程短く「10mm~13mm」程度しかないのも 大きなマイナス要因であり折角の7×35mm瞳径5mmというスペックを かなぐり捨てる物だ!設計に支障アリである 当然アイリリ-フは黙っていても20mmは有って当然と思うのだからね 覗いていてもホンの少し眼の位置がずれるとカゲってしまう... 冗談抜きで小口径ミクロン型双眼鏡を覗く覚悟が必要だ! 本機の見え味は質屋のツユと消えてしまった「トリノビット8×40黒丸」 を懐かしむ!のに十分な物があるぞ! アウトフォ-カスのマッタリ♪ホワリ♪感は、まさにコレだと思わせるし なんとなく青いような発色も、遠くの鉄道信号を見ればニュ-トラルカラ- であることを認識させてくれる。 シャ-プな良像面も視界の80パ-セントにも及び視野環ギリギリで 歪む程度だから、紛れもなくコレは高性能機に違いないが 肝心の肉眼とのマッチングがよろしくない!に尽きる。 ピント調整範囲は、ディオプトリ- -3を誇る近視の自分で いっぱいいっぱいの位置でINFが出るから問題のないレベルである。 お洒落なケ-ス♪である。 光学性能 本機はプリズム面に曇りがあるので...★★☆~★★★ 知名度 ★★★★ マニア度 ★★★★ はうぜんのお気に入り度 ★★★★★♪ 備考 国産双眼鏡の頂点といえるメイボ-/フジノンブランドの異端児! 憧れ♪の逸品の筈が? SMCペンタックス8×30mm♪ P1023743双眼鏡ペンタックス8×30mm posted by (C)はうぜん コレをヤフオクで落札した時は余の喜び♪に10分位は...ニコレットの 煙草状態になって笑っていたよ♪なにせデッドストックに近い美品で 殆ど使ってなくて....「出品者談」だったからだ! プリズムに経年変化による曇りが有ったぞ! おのれ♪ ともあれ個人的には、この世で一番美しいボディフォルム♪を持つ双眼鏡 と思っています。 工芸品のような仕上げといい! とても国産機とは思えない! レンズコ-ティングはペンタックスが誇る。SMCコ-ティングが施され 深い緑のソレは息を呑む美しさである。 いかん...またニコレットの煙草笑い♪になってしまったよ...先に進めぬ! 対物レンズを覗き込むと、究極の漆黒の闇仕上げである。 同社の一眼レフ用交換レンズもコレ位のグレ-ドで作ってくれよ... リア-ビュ-は、まるで...ホラ、あれだ! ツァイスイエナの.... ヘリコイドが二重に付いている!アレに似ているね。 こちらが上だけどね...尚ピント調整は内部全体繰り出し?で重い感触だ。 射出瞳は完全な円であり、当然BAK-4プリズムである。 アイポイントは12~14mmと推定されるが、先のMeibo7×35mmよりも 遥かに覗きやすい。 実視界7.0°見掛け視界が50度程度なのでやや狭く感じる。 いささか黄色よりの色具合だがプリズムの経年変化による物だろう 問題は此処からなのだが、実際に本機を持ち出してみると 中心部より60パ-セントまではキリリ♪とした像なのだが...それより外側は いきなり像が歪む!というか...ピントの位置がズレる感じで 視界の平坦性が問題なのだ、試しにパンをしてみると酔いそうになる。 なんとしたことか♪ 逆光にも弱い♪ ピント調整範囲は狭く、-3ディオプタ-の自分には 8m~辛うじてINFが出る感じだけど「焦点深度に入っているだけかも?」 自分の個体に限ってなのか? なんとも品のないケ-スである♪ 光学性能 ★☆~★★ コリメ-ションは大丈夫だけど...何か支障が... 知名度 ★★★ マニア度 ★★★★ はうぜんのお気に入り度 ★★★★☆ 備考 こんな光学性能の機械では無いはず? 哀愁のビスタブランド♪7×35mmGreenKat♪ P1023756双眼鏡ビスタ7×35mmグリ-ンキャット posted by (C)はうぜん ビスタと言うとパソコン用最新鋭OSとか近鉄の特急電車がイメ-ジされるが かっては岡谷光学が製造していた双眼鏡のブランドがビスタだったのだ 双眼鏡フリ-クの評価が高く自分もMeiboと同等に位置づけている 幻のブランドである。それを100円で入手してしまったのだ。 もちろん岡谷光学とは全く関係ないのだが...されどVistaブランドだ! 双眼鏡底無し沼に転落してもVistaとToko/TOPCONには縋ってはならない という格言があるのだ。☆はうぜん作☆ 他にも..ヤフオクで双眼鏡を逆に折り曲げている出品者は避けよ♪とかね。 本機は縁日で露天商が売っているようなチ-プな作りで 本体部分と上部、下部のプレ-トカバ-の間で指を切りそう... 射出瞳径は四角く陰るBK7系のロ-コストプリズムに 良くあるケルナ-型?のアイピ-スだ。走る猫が印象的! 意外と覗き易く見掛け視界は60度程度で、いい感じ。 対物レンズも窓ガラスみたいだ! 試しに対物レンズユニットを外してみると、チ-プな構造なのに 内面処理の黒塗りは結構頑張っているぞ...? あらら? 何だこの白い物は?....! プリズムの四隅を石膏で埋めてあるぞ? 光ってる部分がプリズム押さえなのだが? さらに石膏で固めてあるのだ? 光軸の位置取りを石膏でフレキシブルに位置を決めてから 乾いてからプリズム抑え金具を? ありえないよ? 本機の見え味だが流石にフレア-ぽい しらけた視界の中に 驚愕に値するシャ-プな像を見せてくれる。 対物レンズとアイピ-スの収差が互いに打ち消しあう組み合わせだと思う 光学玩具としては最高の出来である。 石膏のお陰でコリメ-ションも決まってるよ♪ 流石 ビスタブランド♪であるが....猫は! KatではなくCatでありますぞ♪岡谷殿。 光学性能 ★ シャ-プネスだけなら★★ 知名度 ★★ マニア度 ★★★ はうぜんのお気に入り度 石膏を見てから ★★★★★♪ 備考 双眼鏡の光軸調整練習用に最適♪ Rossぽい♪ビクセンM型10×30mm双眼鏡♪ P1033769双眼鏡ビクセンM10×30mm posted by (C)はうぜん どう?コレ♪英国の名門Ross!に似てませんか? 残念なことに接眼部が半壊状態なので20m位の固定焦点になりますが 惚れ惚れ♪する...カッコ良さ♪ではありませんか? この角度から見るとRoss♪ぽい...ぞ! でもコンディションが、左対物レンズにカギ裂きキズ有り プリズム曇り重篤、視度調整機能破壊、焦点調整不能~etc。 丁度品に過ぎないのだ。 でも直したい... やる事は一つしか無かった...並のクロ-ム仕上げのジャンク品を 入手して2個1 移植手術しかないぞ! ところが何ということなのだ ヤフオクで落札したのは...よりによってデッドストック♪状態の 素晴らしいコンディションの物だった! 自分が天文少年だった頃の懐かしいシ-ルがついている。 1973年~1976年位の最終バ-ジョンか? バラせないぞ! もう一度、ジャンクを探さねば... 次に、やって来たのがコレだ! 珍品モデルのパンダ仕様....コレもバラせないし、いいコンディションだし 何かこう...神の導きを感じるぞ! なんてカッコいいモデルだろう。 さらに別バ-ジョンの8×25mmをもget♪して かくしてフルコンプリ-トを達成いたしました。 全機種にbak-4プリズムが使用されていたことに驚きました アイリリ-フは短いものの覗き易く、見掛け視界は65度程度で 感覚的には倍率以上に大きく見える。 これは名機だ! 光学性能 ★★★ 知名度 ★★ マニア度 ★★★☆ はうぜんのお気に入り度 ★★★★ 備考 今は絶滅種になってしまった ミクロン型双眼鏡だが 寸刻みのバリエ-ションを製造、発売していたのはビクセンのみだ 一般的な光学ガラスと巧みな設計そして確かな性能 昭和40年代ティストに溢れる逸品といえる。 同時に双眼鏡地獄に転落するきっかけと相成りました。 |